ご挨拶

第2回日本生活期リハビリテーション医学会学術集会
会長 石垣 泰則(医療法人 悠輝会 コーラルクリニック 院長)
副会長 補永 薫(順天堂大学大学院リハビリテーション医学講座 准教授)
大会運営委員長 伊藤 雅史(社会医療法人 慈生会 等潤病院 理事長)
現代社会において、急性期治療後あるいは慢性期治療を受けながらのリハビリテーション医療のニーズは益々高まっております。高齢社会の進展とともに、医療の枠を超えて、社会全体で生活者を治し・支えるための総合的なアプローチが求められており、生活期のリハビリテーション医療の果たす役割は重大です。この大会では、そうした課題に対する最新の知見や実践例を共有し、真のリハビリテーション医療のあり方を追求する場としての意義を持ちたいと考えております。
大会のテーマ「生活者を治し・支える生活期リハビリテーション医療の真髄を追求する」には、日常生活とその人らしい生き方を取り戻すための医療・ケアの質の向上を目指し、リハビリテーション専門医とかかりつけ医の連携と専門職間の連携強化や、先進的な技術・方法論の活用を推進する意図が込められております。大会を通じて、参加者一同が共に学び合い、互いの知識と経験を深め、今後の実践に生かすよう努力してまいります。
皆様のご参加とご協力を心よりお待ちしております。本大会が、生活期リハビリテーション医療のさらなる発展に貢献し、生活者一人ひとりのQOL向上につながることを心から祈念いたします。