当番世話人挨拶

この度、第59回ペーシング治療研究会の当番世話人を拝命し、2026年8月22日(土)に静岡県浜松市にて本会を開催させていただく運びとなりました。歴史ある本研究会を浜松の地で開催できますことを大変光栄に存じ、心より感謝申し上げます。

今回の研究会のテーマは「いまを見つめて、これからを考えるペーシング治療」といたしました。EV-ICD、左脚エリアペーシング、バッハマン束エリアペーシング、リードレスペースメーカーなど、ペーシング治療の分野では技術革新が加速し、選択肢もますます多様化しています。一方で、私たち医療従事者は、現場での課題や患者さんの声に真摯に向き合い、いま何が求められているのかを見つめ直すことが求められています。そして、その「いま」を丁寧に捉えることこそが、より良い「これから」への道筋を描く第一歩になると考えております。

近年では、働き方改革の推進やCDRポリシーステートメントの改訂など、医療を取り巻く制度的な変化の中で、タスクシフトをはじめとする多職種の関わり方や業務の効率化に向けた新たな工夫が、ますます重要な課題となっております。

本研究会では、ペーシング治療に関わる医師、看護師、臨床工学技士、リハビリスタッフなど多職種の皆様が一堂に会し、現場での実践的な知見や課題を共有し、未来に向けた議論を深める場を提供したいと考えております。基礎的な内容から最新技術まで幅広く取り上げ、初心者からエキスパートまで、すべての参加者が学び合えるプログラムを企画しております。

本研究会は対面での開催を基本としつつ、一部セッションはWebでの視聴も可能とすることで、より多くの方にご参加いただけるよう準備を進めております。

浜松市は音楽とものづくりの街として知られ、市民の間に根付く「やらまいか精神」は、“まずはやってみよう”という前向きな挑戦の気風を表しており、世界に誇る企業や技術を生み出してきた原動力でもあります。この精神は、ペーシング治療における新たな知見の探求や多職種連携の深化にも通じるものと感じております。

浜松の夏は、うなぎや浜松餃子、遠州灘沿岸で水揚げされるしらすなど、当地ならではの味覚が堪能できる季節です。研究会の合間には、浜松ならではのグルメを味わいながら、参加者同士の交流を深めていただければ幸いです。

残暑厳しい折とは存じますが、本研究会が皆様にとって実り多き学びと交流の場となりますよう、ぜひ多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

成瀬 代士久
塩澤 知之

第59回ペーシング治療研究会 当番世話人
成瀬 代士久(浜松医科大学内科学第三講座)
塩澤 知之(順天堂大学医学部附属静岡病院 循環器内科)

加藤 未和
加茂 嗣典
尾藤 史康

第59回ペーシング治療研究会 実行委員
加藤 未和(浜松赤十字病院)
加茂 嗣典(浜松医科大学医学部附属病院)
尾藤 史康(順天堂大学医学部附属静岡病院)